ヒプノセラピー(前世療法)

インナーチャイルドと包帯男さんが教えてくれたこと

 

インナーチャイルドっていう言葉を聞いたことはありますか?

わたしは、聞いたことはあっても、なんだかピント来ない感覚が常にありました。

わたしはの中のインナーチャイルドはあえていうなら、アルプスの少女ハイジみたいな、天真爛漫なアルプスの山でブランコをこいでいたり、干し草のベッドで見転んだり、おじいさんのくれたチーズをパンにはさんで食べているそんなイメージでした。

最近薄皮を剥ぐように少しずつ自己表現ができるようにこれでもなってきたのですが、

私の大きな課題は、

「ありのままの自分を100%認めて、受け入れ表現していくこと」です。

もしかしたら、これって、インナーチャイルドさんが答えのヒントをくれるのではないかと思い、ヒプノセラピーの「インナーチャイルドセラピー」を受けてみました。

今回私をインナーチャイルドに合わせてくださった方は、セラピスト仲間のSHOKOさんです。

では、SHOKOさんのナビゲートで小さいさくらちゃんに会いに行きましょう。

最初に出てきた場面は、小学校低学年のころ。

実家の2回のベッドで学校を病気(たぶん食べ過ぎによるお腹痛)で休み寝ているところから始まりました。

体は随分回復して、もう退屈で退屈で寝ているのが苦痛です。じっとずっと仰向けで寝て天井の木の節目の模様を眺めています。

「退屈だ」そんな気持ちが伝わってきます。退屈なのに起きて遊べないと思っています。

なぜならば、お母さんが様子を時々見回りに来るからです。母はいつも忙しくしていましたが、私が病気になると、優しくて大好きなアイスやお菓子を買ってくれていました。

お母さんにおねだりしていたものは、他にもありました。

当時はやっていた、付録付きの子供の雑誌、お友達が持っていて羨ましかったリカちゃん人形など、

「買ってほしい」と言ったところ、「テストでいい点数を取ったらかってあげる」と言われていたことを思いだしました。

当然、いい点数をいつも取れずに、本もお人形も思うようには買ってもらえなかったのです。

今思えば、○○したら買ってあげるというような条件付だったんですね。

子供だったし、お母さんが大好きだったから、お母さんに気に入られたくて子供なりにめちゃくちゃ努力していましたよ。

母が条件付での報酬を提案したことに何の悪気はなかったと思うのですが、私の中での公式になっていたようで、その先の人生に於いても

○○したら、認められる、○○したら成功するという、一見まともな公式を疑いもせずに生きてきました。

でも、本音を言えば、バカでもあなたは大切な子で、望むものは、そのまま欲しいと言いたかったんだ!と思いました。

ここで、子供のさくらちゃんに実際に声に出して言ってもらいましょう。

「お母さん、どんな私でも認めて受け入れて」

ここ大事です。

「100%自分を認めて愛してあげる」

条件付きでの自己肯定感を払拭するヒントは

幼児期の母児関係での刷り込みが原因の一つ

だったんだ!と言う事に気づきました。

 

そして、本題の今のわたしのテーマ「自己表現」に関してできないと思っている信念を作った前世に誘導してもらいました。

最初に出てきた場面は、包帯でぐるぐる巻きにされた男性。

生きているのか、死んでいるのかわからないうつろな表情。包帯巻きにされて自由がない。青白く亡霊のように立ち生気がない。

精神病院にいるようで誰かに陥れされて病院に入れられてしまったみたい。

何故このようになってしまったのか、時間を元にさかのぼっていきます。

その男性は、人々にヒーリングを施す人でした。ヒーリングによって癒されたり病気が治ったりして感謝されていましたが、宗教的な弾圧で権力者の目障りな存在となり、精神病者の扱いをうけました。

自分は、人のためにヒーリングをしていたのに、精神病扱いされて好奇にさらせている。・・・とても悔しい気持ちが伝わります。

精神病院に入り、だんだん、精神を病んでいきます。周りの人に理解されない・・奇抜な人としてみられています

薬漬けにされて廃人になって、虚無感しかありません。

ここで、今世でのトラウマの原因となった出来事を思い出しリンクしていることに気づきました。

ある時、精神を病んで落ち込んでいる友人に対して、ヒーリングをしようと進めたことがありました。

彼女はヒーリングに対して怖さや不信感がありヒーリングを受けられませんでした。

その不審がられた気持がその後、

「人にヒーリングや目に見えないことを行うこと」

にためらいを持たせることになりました。

私が人にヒーリングや目に見えないことを人に行うことは、人にとっては、好奇の目に映る、理解されない、・・・

この感情が、みごとに精神を病み精神病院で包帯でぐるぐる巻きになり、自由を失い廃人になった過去世の男性にリンクしました。

だから、目に見えない世界の表現が怖いんだ!!だから、今世でも、同じパターンを繰り返す出来事が起こるんだ

そして、この過去世の包帯男さんがどんな人生を送りその先亡くなっていくのかを見ていきます。

自分が自分じゃない状態で亡くなっています。

多重人格 沈んだ感じ うつ、やる気がない、生気がない。…

空想の世界で生きて亡くなっているようです。

亡くなった後その体から抜け出し魂だけの存在になると、 

箱を開けたら ぴょんといきなり顔が出てくるビックリ箱の顔で舌出していたりして、哀愁すら感じる情景です。

「やっと抜けられた!軽くなった!」と今までの重いエネルギーは微塵もなく消え去り自由を感じています

肉体を脱ぎ捨てピュアな魂の状態でこの人生を振り返りました。

包帯男の人生はどういう人生だったのでしょうか?

「百通りある人生の一つで、こういう形で終わる事もあると見せた。

今回は貴方には 極端に一番極端な厳しい所を見せた。

このまま 自分のやりたい事をせず、自己表現しなかったら 彼のようになるよ。

自分を包み隠さず表現することは恐れがあるだろうけど、これを超えたら360度変わる。

またこのパターンやるの?選択は自由だけどね。」

そんな風にメッセージが伝わってきます。

そして、包帯男の彼から 私に伝えられた言葉は

 「この時代では 気ちがい扱いされたけど アナタはそういうことはないから」

という言葉でした。

彼がさしだしてくれたプレゼントはペンダントです。

梅干しの種のような形でが空洞になり透き通っている 木の彫り物です。

首にさげて三角の地場を作ってくれる代物で、これを使うと ヒーリング効果が高くなるそうです。

 

磁場の中は入ったら元気になり、虹がかかったり 山が見えたり 癒される空間になりました。

今回は、インナーチャイルドさんに、

「どんな自分でも愛されること」を教えてもらい、

過去世の包帯男さんには、

「目に見えない世界を自己表現して人に与えることは、今は自由にしていいんだということ」を教えられました。

とても、心が軽くなり、一枚するっと脱皮して古い着ぐるみを脱ぎ捨てたような新しい自分に出会えました。

ありがとう、インナーチャイルドさんと包帯男さん、ハグ、ギュッ♥