全ては繋がっている
今日はわたしの体験談を書かせていただきたいと思います。
日常の生活の中で、意味が分からず、感情が昂り号泣すること…
なかなか無い経験ですよね。
私には、過去に一度だけ、なぜ、涙が訳もなく流れて、号泣したのかがわからない出来事がありました。
その、不思議な涙の意味がずっと分からず、私の心の中に疑問符として消える事なく残っておりました。
しかし、その謎解きが瞬間的にでき、まるでパズルのピースがカチッと合うように
腑に落ちる出来事があり、大きな気づきがありましたので、聞いていただきたいと思います
先ず、時系列で時を遡る事にします。
私は、助産師で、出産のお手伝いをいつも仕事でしています。
長い経験の中で取り上げさせていただいた赤ちゃんは数百人(数え切れないので、いつしかカウントをやめた)になります。
一つ一つのお産はいつも感動的で、神秘的なのですが、いかんせん人間です。
全部のお産のストーリーを覚えていないのです💦
しかし、印象に残るお産はあるもので、幾つかのママと赤ちゃんは今でも目に浮かび思い出すことができます。
その中の一つの出産シーンは、今から10年くらい前の日でした。
そのママは初めてのお産で、特にトラブルなくスムーズな安産で、男の子を出産されました。
何故印象に残っているのかというと、ママとパパがとても好印象だったからです。
すべてにおいて、素直に物事をとらえ、感謝の心を忘れない人間性に
「いいご夫婦の素晴らしいお産に立ち会わせてもらえた」
という喜びがあったから、印象に残っていたのです。
生まれた赤ちゃんは可愛い男の子で、赤ちゃんは出産直後は何も問題がなく健康でした。
ご夫婦にとって初めての赤ちゃん誕生を心から喜び、我が子を慈しみ抱っこされていた姿を今でもよく覚えています。
それから、、日常の忙しい仕事に瞬く間に時が立ち、その出産の事も忘れて過ごしていた時、そのママが、クリニックに遊びに来てくれました。
通常何等かの目的を持って赤ちゃんを連れて相談やイベントに来られることが圧倒的に多いのですが、その日そのママは、一人で訪ねてきました。
招き入れてお話を聞くと、
「子供が、生後1か月ごろから心臓病で入院していて、先日病院で亡くなりました。
出産の時はお世話になったのでその事を伝えに来ました。」
と言われました。
ママの表情は悲しいことが起こったにもかかわらず穏やかで、優しく微笑み、静かに語りかけるように子供の闘病生活の写真が貼られた1冊のアルバムを見せてくれました。
子供がとても頑張って最後まで笑顔で生きてくれたことを教えてくださいました。
1冊のアルバムの中には、病院のベッドでお座りをして笑っている姿、スヤスヤ眠っている姿、ママに抱っこされている姿などの写真がたくさん収められていて、切ない気持ちになりました。
そして、1枚の写真がわたしの目に飛び込んできたのです。
それは、たわいない1枚のスナップ写真でした。
離乳食を前にベッドのテーブルの前に座る赤ちゃんの笑顔の写真の、赤ちゃんの目の表情を見た時、激しい感情がこみ上げ、その場で嗚咽するほど号泣してしまいました。
何故,何故???涙が感情が溢れ出て、恥ずかしいくらい声を上げて泣けてきて止まりません。
その場にいられないくらい号泣してしまいました。
確かに子供を亡くす体験を聞けば、泣けますよね。
でも、もはや、同情とか、共感とかそういうレベルではないのです。
こんな激しい自分でも理解できない感情を感じ号泣したのは後にも先にもこれが最後でした。
でも、心はとても、泣いても穏やかですっきりした感覚でした。
しかし、なぜ??の疑問符はその先ずっと私の中で残り続け、何か意味があるに違いないと、意味が解明される時を待ち続けることになりました。
その涙の意味がヒプノセラピーのセッションならわかるかもしれないと、その意味が解る過去生に誘導してもらったこともありましたが、結局行き着くことはできませんでした。
その謎が解けたのは、赤ちゃんが亡くなったと聞かされた日から、10年以上が経った頃でした。
偶然の出会いから、死産で亡くなられた赤ちゃんのメッセージをリーディングしてお伝えする機会が最近あり、(ロッテさんのブログ)
意識を死産された赤ちゃんに向けていた時、その、心臓病で亡くなった赤ちゃんの声が聞こえてきたのです。
心臓病で亡くなった赤ちゃんは過去生で私が亡くした心臓病を患った子供だったのです。
それは、私の長年の疑問に答えてくれる、どんな説明よりも無条件で納得でき、疑いようのないものでした。
過去生といいましたが、過去生ではないかもしれないけれども、その子と私は魂で深い繋がりがあったという感覚は確実だと腑に落ちました。
どんなストーリーがその子と私にあったのかは計り知れませんが、何かとてつもなく深い繋がりがあり
今世で出会ったようです。
再び生を受け違うママの元で赤ちゃんとして生まれ、偶然私がお産に立ち会い赤ちゃんを取り上げさせてもらったこと、
そしてまた、心臓病で亡くなり写真の中から私に
「ここに来たよ」と微笑みかけて教えてくれたこと。、
私の魂はその子との繋がりを知っていたから、再会した時に嬉しくて号泣するほど感激したのですね。
私が助産師になったことは、この子と私の魂同士の壮大な計画の一部でもあったようです。
この子が伝えてくれたメッセージはこれだけではありませんでした。
実は、私には、子供がおりますが、その娘は、先天性の心臓病を持ち生まれてきました。
赤ちゃんの頃は、ずっと入院生活で大変で、一生治らないと覚悟して育てていましたが、、幸い良い小児科の先生と出会い手術が成功して、奇跡的に治癒して現在は成人しています。
その子は親の私が言うのもおかしいのですが、とてもやさしい子供に育ちました。
彼女は自分が苦労した分、同じ悩みを持つ人の助けになりたいと、医療職を仕事に選び、今は病院で患者さんのために働いています。
占星術の鑑定を初めて受けて、家族の事を見てもらった時に、何気に娘の事を聞いてみたところ、
娘のホロスコープを人目みた占星術師さんは
「この子はとてもやさしい子だね」
と言ってくださり、何気ないその褒め言葉に、ボロボロと涙がこぼれました。
ただ、優しいといわれただけなのに、泣けるなんて、・・・・
彼女は辛かった治療や手術の記憶は赤ちゃんだったため全くありません。
せめてもの神様の計らいだと思います。
そして、想うのです。
前世があるとして、魂でつながった心臓病で亡くなった赤ちゃんも、今世の娘も、私に気づきを与えるために、生まれてきてくれたこと。
自分の死を持って、また自分の病気を持って私に大切なことを伝えるためにここに存在してくれたこと。
心臓という臓器は、人の臓器の中で最初に鼓動を始め、亡くなる寸前までまで休まず血液を循環させる命の源。
そしてハートチャクラ。愛や癒しや共感は、
この3次元では最も崇高な波動です。
ハートチャクラをオープンにし、愛の波動で人と繋がることの大切さを教えてくれていたに違いありません。
それは、彼らにとっては、無自覚の愛の演技だったのですね。
疑問符だったものが確信に変わり、いくつかの点と点が繋がって愛というテーマに繋がり3次元から多次元にまで拡大している神の計画は完璧だったのです。
看護師時代に働いていた科は循環器内科で、毎日心電図とにらめっこするほど、心臓には長けていました。
助産師になって取り上げさせてもらった赤ちゃんは、前世で繋がりがある子供でした
今世の娘は先天性の心臓病でした。
余談ですが、娘が勤務した病院の名前には「ハートフル」の文字が入っていました。
すべては、心臓、ハートチャクラ、愛に導かれているのです
病気の子供の子育ては大変で泣きたい日もあり苦労したけれど、その経験も必然だったのですね
本当に魂の計画は完璧で壮大で尊く、意味深いものなんだと感動します。
娘の胸には真ん中に大きく縦に手術の傷痕が残っています。
彼女は自分にずっとあるものとして全く気にしていませんが、私にはその傷が少し痛々しくそして眩しい勲章のように見えるのです
そのハートの傷に意識を共鳴すると、胸のハートチャクラに傷を持った人を見つけることができそうに思います。
おそらく、私の使命というものがあるとするならば、そんな胸に傷を抱えた人に本来の自分の眩しい光を見つけて教えてあげることかもしれません。
『全ては繋がっている』
宇宙波動共鳴
この宇宙の全ては繋がっています。全ては響き合っています。
この世界で「何を観る」かは、私たち次第です
そして私もこの体を持って愛を体現し毎日呼吸したいと思います。